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2021.06.09

【デジタル教材】デジタルが苦手な先生も大丈夫!誰でも実践できるデジタル教材の活用例

GIGAスクール構想の一環として、小学校では2023年度までに全児童にタブレットが一人一台配布されることになりました。すでにタブレットが学校に導入され、授業で活用されている先生もたくさんいらっしゃると思います。

ですが中には、どのようにタブレットを活用したらよいかお困りの先生もいらっしゃるのではないでしょうか。各社からタブレットで使える様々なデジタル教材が販売されていますが、「具体的な授業での活用イメージをもちづらい……」というお声をよく伺います。

そこで、本コラムでは、光文書院がご提供するデジタル教材を例にして、デジタル教材そのものの解説と活用例をご紹介します。

デジタル教材ってそもそもどんなものがあるの?

まず、光文書院のデジタル教材は、大きく分けて2種類あります。

1つ目が、「動画コンテンツ」、2つ目が「デジタル図書教材」です。

1つ目の「動画コンテンツ」は授業で使える動画配信サービスです。1つ目の「動画コンテンツ」には、動画配信サービス「ひまわり動画」や、二次元コードから閲覧できる動画などがあります。

そして、2つ目の「デジタル図書教材」は、授業で使える動画や音声を収録しているだけでなく、児童が個別に漢字や計算などの学習をタブレットで進められる教材となっています。

いずれのデジタル教材も対象の図書教材をご採択されていると、無料でご利用いただけます。まだ使ったことがない先生方は、ぜひお試しください。

それではここからは、これらの教材の活用例を「授業準備」「授業中」「自習・宿題」という3つのシーンでご紹介します。

【活用例1:授業準備】動画を活用して脱・手作り教材!

突然ですが、先生方が授業準備にかける時間はどのくらいでしょうか?

過去のデータから勤務時間の内訳を見てみると、なんと平均で一日に1時間以上もの時間が授業準備にかけられているそうです。

先生の勤務時間の内訳(平日)

(文部科学省「教員勤務実態調査」2016年度実施をもとに弊社作成)

この授業準備の時間は、全体で見ても、授業に続いて2番目に多い時間が割かれている業務であることがわかります。

もし、授業準備の時間は減らしつつ授業の質を向上することができるとしたら、デジタル教材を使ってみたくなりませんか?

授業準備の時間短縮のためにおすすめしたいデジタル教材が「動画コンテンツ」です。児童の理解を促す動画がそろっているので、事前準備の時間をかけることなく、授業中に手軽に活用することができます。

光文書院がご提供する動画配信サービス「ひまわり動画」では、授業で使える1,000本以上の動画をとりそろえています。

例えば、小学校6年生で学習する「円の面積の求め方」の動画。
この動画では、円の面積の求め方を視覚的にわかりやすい図を用いて解説しています。

紙を切って作った自作の教材で、「円の面積の求め方」を説明される先生もいらっしゃるのではないでしょうか。動画を利用すれば、教材を手作りしていた時間を削減できるので、授業準備時間の短縮が期待できます。

このように、今まで自分でご用意されていた紙の授業教材を動画に置き換えるだけでも、先生方の負担を軽減することができます。

■光文書院の対象商品・サービス

ひまわり動画

対象教材をご採択いただいた先生が無料でご利用可能な動画配信サービスです。国語・算数・家庭科・書写・音楽の動画をストリーミング再生でご覧いただけます。※理科テストご採択時には、理科の動画もご利用いただけます。

【活用例2:授業中】映像で理解が深まる内容は動画での指導がおすすめ!

こんな経験をされた先生はいらっしゃいませんか。

例えば、算数の授業で平行四辺形のかき方を教えるとき。大きな三角定規をもって黒板にお手本として何度も何度も繰り返し作図してみせる。児童の顔を見てみると、まだ理解していなさそうな児童がいるので、さらにもう1回……。

何度も黒板にかくのは大変ですし、重い大きな定規を黒板に貼り付けての指導となるので、先生方にとってかなりの負担になっているのではないでしょうか。

そんなときは、教材の二次元コードを読み取ると見られる動画を活用してみてください。

光文書院の計算ドリル(「くりかえし計算ドリルT」や「横進み式くりかえし計算ドリルY」など)では、紙面にある二次元コードから作図の解説動画などをご覧になれます。

この動画のよいところは、先生が黒板の前で何度も説明しなくても、児童が自分の理解のペースに合わせて、繰り返し解説動画を見て学習することができるところです。また、紙の教材からすぐにアクセスできるので、学習内容に合った動画を探す手間がありません。

もちろん、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点での遠隔授業でも、効果を発揮しそうですね。

ちなみに、先ほど例に挙げた平行四辺形の作図の仕方を解説した動画も対象年度の教材からご覧になれます。

このように、教材の二次元コードから見られる動画では、繰り返し何度も児童が自分のペースで確認できるので、作図など映像でより理解が深まる学習内容の指導に特に役立ちます。

■光文書院の対象商品・サービス

くりかえし計算ドリルT
横進み式くりかえし計算ドリルY

教科書の単元に沿って計算練習ができるドリルです。紙面の二次元コードを読み取ると、作図の解説動画などをご覧になれます。

【活用例3:自習・宿題】自習時や宿題用の教材としても効果を発揮!

「授業時間だけで定着しているか、まだまだ不安。」
「勉強に苦手意識をもっている児童にも、主体的に取り組んでほしい。」

そんなお悩みをお持ちの先生方におすすめなのが、児童が個別に自分のペースで学習を進められるデジタル図書教材です。朝学習や宿題などでもお使いいただけるので、授業での学習にプラスすることで、定着が図れます。また、子どもの興味を引く工夫がされているので、勉強に苦手意識をもっている児童でも楽しみながら学習できます。

光文書院では、「デジタル漢字ドリル(デジ漢)」「デジタル計算ドリル(デジ計)」をご用意しています。「デジ漢」では漢字の書き取り練習を、「デジ計」では計算練習をタブレット上で行うことができます。

また、弊社では、複数の学校と協力して実証実験を重ね、デジタル図書教材の効果検証および改善を図ってきました。児童に対するアンケートでは、「デジ計を使った計算の学習で計算ができるようになったと思いますか?」という質問に対して、「とてもそう思う」もしくは「少しそう思う」と回答した児童の割合は使用を開始した1学期では34%でしたが、次の2学期では70%まで向上し、デジタル図書教材の継続した使用による学習効果を、多くの児童が実感していることがわかりました。

実際に「デジ漢」や「デジ計」を使っていただいている学校の先生方からも数々のご好評の声をいただいています。児童の学習意欲の向上を感じられただけでなく、プリントなどの授業準備の負担が軽減されたと感じた先生もいらっしゃいます。この「デジ漢」・「デジ計」は対象教材をご採択いただくと無料でご利用になれるので、ぜひ気軽にご活用ください。

■光文書院の対象商品・サービス

デジタル漢字ドリル(デジ漢)
デジタル計算ドリル(デジ計)

「デジ漢」では、タブレット上で漢字の書き取り練習ができ、「デジ計」では、計算練習ができます。漢字ドリルのご採択で「デジ漢」、計算ドリルのご採択で「デジ計」を無料でご利用になれます。

まとめ

今回はデジタル教材の活用例をご紹介しましたが、デジタル教材が様々なシーンでご活用いただけることをイメージしていただけたでしょうか。めまぐるしく変化する学校現場で、先生方は大変な苦労をされていることかと思います。本コラムがそんな先生方の一助となれば幸いです。

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