監修メッセージ

東京学芸大学教職大学院 教授
渡邉 正樹 先生
光文書院の保健教科書は、小学生の健康への関心を高め、健康課題を解決するために、新たな改訂を行いました。これまでと同様に「自分の生活を振り返る」「学習の課題をつかむ」「課題解決に向けて学習活動をする」「学習をまとめる」「自分の生活に生かす」という学習の流れを踏まえつつ、各時間に「みつけよう」を設定して、児童が自ら健康課題に気づくことを促しています。また「調べよう」「考えよう」「話し合おう」によって、「主体的・対話的で深い学び」に取り組めるように工夫しました。さらに新型コロナウイルス感染症やゲーム行動症など最新の健康課題も取り上げました。
児童がこの教科書を用いて学ぶことによって、現在の生活はもちろん、将来の生活を豊かにし、生涯を通じて健康に過ごすことができるようになることを願っています。
教科書の構成
3つの要素
子どもと先生が同じ課題を共有し、ともに真剣に考え、学び合う場をつくるために3つの要素で構成しました。
みんなにやさしい
教科書
子どもが自分の生活を振り返って健康課題を見つけ、先生や友達と一緒に考え、話し合い、学びを深め、よりよく生活していく次の一歩を踏み出すために…
子どもにも先生にも使いやすい教科書にするための工夫をしています。