すべての子どもたちにとって使いやすく、わかりやすい教科書を目指して、特別支援を含む、さまざまな学習上の配慮をおこなっています。
UD対応

1手に取りやすい
サイズ
AB判を採用し、見やすい紙面と軽量化を図っています。

2カラーユニバーサル
デザイン
全ての子どもが見やすい色遣いになるように、専門家の目を通し、全ページの配色や色に関わる表現を確認しています。また、配色だけでなく、形状等でも見分けることができるよう工夫しています。
3書体、漢字と
ふりがなの工夫
本文書体には、見やすく読み間違えにくいユニバーサルデザインフォントを使用しています。また、読み取りに差異が生じないように、1年〜3年は総ふりがなに4年からは、当該学年以上の漢字にふりがなをつけています。

令和2年度版 教科書
令和6年度版 教科書
4理解や思想を
深める図版
登場人物の紹介や、場面状況を描いたイラスト、実物写真などで子どもたちの読みの理解や思考の深まりを手助けします。

東京学芸大学名誉教授
尚絅学院大学特任教授
小池敏英先生
道徳は、特別支援の必要な子どもたちにとって、理解が進みにくい教科です。そこで、道徳的価値を考え、生活の中で生かすために、理解が進みやすいような配慮が必要になります。
特別支援教育への配慮について、次の2つの視点を大切に教材を作成しています。
❶学習のポイントを
わかりやすくする
目次ページで、教科書に出てくるアイコンを子どもにわかりやすく説明しています。オリエンテーションのページでは、学習の流れをイラストでわかりやすく示しています。
❷生活の中で学習を促す
具体的な生活場面を想定し、コミュニケーションスキルを伸ばす活動を取り入れた、「みんなでやってみよう!」のコラムを各学年に設置しています。