教育用語解説

専門職大学院(教職大学院)せんもんしょくだいがくいん

専門職大学院とは,専門職課程を有する大学院である。2005(平成17)年9月5日,中央教育審議会は答申「新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて」において,大学院の博士課程,修士課程,専門職課程の役割の明確化を提言した。答申によると,専門職大学院制度の目的は,幅広い分野の学士課程の修了者や社会人を対象として,特定の高度専門職業人の養成に特化して,国際的に通用する高度で専門的な知識・能力を涵養することとされた。

初期に開設された専門職大学院としては2003(平成15)年の「法科大学院」がある。学校教員の養成に関する専門職大学院としては,2007(平成19)年4月の専門職大学院設置基準の一部改正等によって,「教職大学院」が制度化された。

専門職課程は論文等の審査や研究指導が必須とされておらず,代わりに必要数の「実務家教員」の配置が義務付けられている。教職大学院においては,教員の4割以上が校長経験者などの実務家教員であることが定められており,卒業に必要な単位の中から一定数を現場における教育実習に充てることが求められている。教職大学院の設置によって,大学院教育における専門的な研究の進展と,大学と教育現場の更なる連携が求められている。

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