教育用語解説

全国学力・学習状況調査ぜんこくがくりょく・がくしゅうじょうきょうちょうさ

2007(平成19)年4月24日に,小学校第6学年,中学校第3学年の児童生徒を対象とした全国学力・学習状況調査が実施された。この調査の目的は,

(1)全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から,各地域における児童生徒の学力・学習状況を把握・分析することにより,教育及び教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図ること,

(2)各教育委員会,学校等が全国的な状況との関係において自らの教育及び教育施策の成果と課題を把握し,その改善を図ること

の2点であった。調査内容は,教科に関する調査(国語,算数・数学)と,生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査(児童生徒に対する調査,学校に対する調査)に分けて行われた。

当初は過去の学力調査における弊害を指摘する声や,今日的な教育のあり方に逆行するとの声もあり,実施に際しては参加を見合わせる自治体もあった。しかし,文部科学省はこの調査に関して,「学力や学習環境等の状況をきめ細かく把握し,教育施策や指導の改善につなげるための調査であり,序列化や過度の競争をあおるものではない」と説明しており,最終的には全国33,104校中32,756校の学校が参加した(参加率は98.95%であった)。調査結果については,教育委員会や学校などの役割と責任に応じ,必要な資料が提供されることとなっている。

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