教育用語解説

学校選択制がっこうせんたくせい

市町村教育委員会は,設置する小・中学校が2校以上ある場合,就学予定者が就学すべき小・中学校を指定することとされている。この際,あらかじめ,各学校に通学区域を設定し,それに基づいて就学すべき学校が指定されることが一般的である。「学校選択制」は,この就学校を指定する際に,あらかじめ保護者の意見を聴取して指定を行うものであり,近年,導入する市町村が増加している。

2003(平成15)年3月31日には学校教育法施行規則が一部改正され,市町村教育委員会の判断により学校選択制を導入する場合には,あらかじめ保護者の意見を聴取できることを明確にし,その手続き等を定め,公表することとなった。学校教育法施行規則改正後の2004(平成16)年末の調査では,小学校段階で227自治体(8.8%),中学校段階で161自治体(11.1%)が学校選択制を導入しており,今日ではその数は更に増えると見られている。

文部科学省では2006(平成18)年3月に「公立小学校・中学校における学校選択制等についての事例集」を公表するとともに,就学校指定に係る制度の運用に際しては,地域の実情や保護者の意向に十分配慮し,児童生徒の具体的な事情に応じた対応を行うことが大切であると呼びかけている。

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