教育用語解説

新しい学力観と「生きる力」あたらしいがくりょくかんといきるちから

平成元年の学習指導要領の改訂に伴い,新しい学力観に立った学習指導が強調された。文部省は指導資料の中で,新しい学力観とは,「自ら学ぶ意欲や,思考力,判断力,表現力などを学力の基本とする学力観」であるとしている。

一方,「生きる力」は第15期中央教育審議会が,第1次答申(平成8年7月)において提言したものである。この答申では,「生きる力」とは「自分で課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する能力であり」,「自らを律しつつ,他人とともに協調し,他人を思いやる心や感動する心など,豊かな人間性」であり,「たくましく生きるための健康や体力が不可欠である」と説明されている。

なお,「生きる力」の知の側面と言われる「確かな学力」とは,「知識や技能はもちろんのこと,学ぶ意欲や,自分で課題を見付け,自ら学び,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力等までを含めたものである」と説明している。これらのことから,「新しい学力観」は「生きる力」と軌を一にし,21世紀を生きる学力の基本ととらえることができよう。

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