| 領域 | 現行課程↓非表示 | 平成21年度↓非表示 | 平成22年度↓非表示 | 平成23年度以降(新課程)↓非表示 |
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| A.数と計算→非表示 |
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| B.量と測定→非表示 |
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| C.図形→非表示 |
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| D.数量関係→非表示 |
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簡単な場合の3位数の表し方
1年A(1)
カ 簡単な場合について,3位数の表し方を知ること。
p.57より
簡単な場合について,3位数の表し方を指導する。ここでの簡単な場合とは,120程度までの3位数である。
具体物を数えて,100のまとまり,10のまとまりの個数,端数として表すなどの活動に取り組むようにすることで,2位数までの意味や表し方について確実に理解できるようにしたり,第2学年で扱う3位数へと連続性や発展性をもって接続できるようにしたりする。
簡単な場合の2位数などの加法,減法
1年A(2)
ウ 簡単な場合について,2位数などの加法及び減法の計算の仕方を考えること。
p.60より
1位数と1位数との加法及び減法やこれまでの数の学習などを基に,簡単な場合について,2位数などの加法及び減法の計算の仕方を考える。
簡単な場合とは,次のようなものである。
(1)十を単位としてみられる数の加法,減法(中略)なお,和が100を超えるような計算は第2学年で扱う。
(2)繰り上がりや繰り下がりのない2位数と1位数との加法,減法(中略)
このような簡単な場合について,2位数を含む加法及び減法を指導することで,1位数までの計算の理解を確実にしていくだけでなく,2位数までの数の理解もより確実にしていくようにする。また,このような計算の仕方を理解することは,第2学年で取り扱う2位数についての加法及びその逆の減法の計算の仕方を考える際に有効に働くことになる。
十を単位とした数の見方
1年A(1)
キ 数を十を単位としてみること。
p.57より
第1学年では,10のまとまりをつくって数える活動などを通して,十進位取り記数法としての数の表し方を理解する。第1学年では,十を単位として数の大きさをみることができるようにする。
ここでの十を単位とした数の見方とは,「40は10の4個分である」とうように数の中に10のまとまりを見付けたり,「10が6個で60になる」というように10の何個分かで何十になるとみたりするような数の見方である。
このような十を単位とした数の見方について指導することで,数の構成について理解を深めたり,十を単位としてみられる数の加法及び減法の計算の仕方へとつなげたりする。
長さ,面積,体積の比較
1年B(1)
ア 長さ,面積,体積を直接比べること。
イ 身の回りにあるものの大きさを単位として,その幾つ分かで大きさを比べること。
p.62より
第1学年では,日常で用いられている量の単位を用いて測定する前の段階において,長さや面積や体積という量の意味や測るということの意味を理解する上での基礎となる経験をさせることをねらいとしている。(中略)
ア 量の大きさの直接比較
量の大きさを比較する際,ものを移動して,直接重ね合わせることで比べることができる場合がある。(中略)面積の比較についても,重ねて比べられる場合は,重ねることによって一方が他方に完全に含まれるならば,比べることができる。体積は,長さや面積に比べてとらえにくい場合がある。しかし,例えば,大きな箱の中に小さな箱を入れることができれば,二つの箱の体積を直接に比べることができる。
イ 任意単位を用いた大きさの比較
量の大きさを比較する際,ものを移動して,直接重ね合わせることが難しい場合がある。その場合,媒介物を通して比較する。(中略)
面積については,重ねることができない場合には,例えば,それぞれの上に同じ大きさの色板を並べ,色板が幾つあるかを数えることで比べることができる。この時,面積の意味について,色板を並べたり,方眼を塗りつぶしたりといった活動を通して意識させていくことが大切である。また,体積については,一方の容器に入れた水を他方の容器に移して比べたり,二つの容器いっぱいに入れた水を第三の容器に移して比べたり,コップや茶わんで何杯分あるかを調べ,比べたりする。
身の回りにあるものの大きさを単位として数値化することにより,大きさの違いを明確に表して比べることができるようになる。
時刻の読み方
1年B(2)
(2) 日常生活の中で時刻を読むことができるようにする。
p.63より
児童の日常生活の中で,時刻を読むことは,比較的早くから必要になる。第1学年では,長針,短針をもつ時計を見て,時刻(時,分)を読むことができるようにする。また,児童の日常生活での活動などと時刻とを関連させることにより,日ごろから時刻に関心をもてるようにすることが大切である。
ものの形(平面と立体)
1年C(1)
ア ものの形を認めたり,形の特徴をとらえたりすること。
イ 前後,左右,上下など方向や位置に関する言葉を正しく用いて,ものの位置を言い表すこと。
p.64より
第1学年は,立体図形や平面図形についての基礎となる経験を豊かにすることをねらいとしている。(中略)
ア 形とその特徴のとらえ方
「ものの形を認める」というのは,児童の身の回りにあるタイルや敷石の敷き詰めなどの具体物の中から,形のみに着目して,「さんかく」,「しかく」,「まる」などの形を見付けることができることである。(中略)
「形の特徴をとらえる」というのは,「さんかく」や「しかく」は「まる」と比べてかどがある,「さんかく」のかどは三つある,「さんかく」と「しかく」を比べるとかどの個数が異なるといった形状の特徴をとらえることができることである。(中略)
イ 方向や位置
方向や位置について,児童が日常生活の中でどのように表現しているかをとらえ,整理しながら,分かりやすく並んでいるものの位置に関して,前後,左右,上下などの言葉を正しく用いて,ものの位置を言い表すことができるようにする。
絵や図を用いた数量の表現
1年D(2)
(2) ものの個数を絵や図などを用いて表したり読み取ったりすることができるようにする。
p.67より
ものの個数を数えたりするとき,例えば,あひる,ねこ,うさぎ,りすなどのように幾つかの種類のものを数えるとき,絵や図などを用いて,次のように表すことができるようにする。

また,このように表したものから,数が最も多いところや少ないところなどの特徴を読み取ることができるようにする。
加法,減法の式
1年D(1)
(1) 加法及び減法が用いられる場面を式に表したり,式を読み取ったりすることができるようにする。
p.66より
加法及び減法が用いられる具体的な場面を,+や-の記号を用いた式に表したり,それらの式を具体的な場面に即して読み取ったり,式を読み取って図や具体物を用いて表したりすることを重視する必要がある。
式は,場面の様子を表現したり,答えを求める過程を表現したりするものとしてとらえられ,算数固有の表現として重要なものである。
式を読み取るとは,式からそれに対応する具体的な場面や数量の関係をとらえることである。そこから,言葉や図や具体物を用いて表すことができるようになる。
具体物を数える活動
1年(1)ア
具体物をまとめた数えたり等分したりし,それを整理して表す活動
1年A(1)数の意味と数の表し方
p.57より
この活動は,数を数える能力を身に付けるとともに数の十進位取り記数法の素地的な見方について理解したり,数についての感覚を豊かにしたりすることをねらいとする。
具体物をまとめて数えることについては,2ずつ,5ずつ,10ずつなど,幾つかずつにまとめて数える活動,また数えた具体物が幾つあるのかを整理して図に表す活動などを指導する。特に10ずつのまとまりを作って数える活動は,十進位取り記数法の理解のための素地的な学習となる。この活動では,既に幾つかずつにまとめられた具体物を数えるのでなく,自分で適当な大きさのまとまりを作って数えたものを整理して表すことが大切である。また,机の上に置かれたものを数えるだけでなく,教室の内外にあるものを数えるような活動を取り入れることが考えられる。
具体物を等分することについては,全体を同じ数ずつ幾つかに分けたり,全体を幾つかに同じ数ずつ分けたりする活動を扱う。例えば,8本の鉛筆を,2本ずつや4本ずつなど,同じ数ずつ分けると何人に分けられるかを操作や図で説明したり,分けられた結果を式に整理して表したりする。このような活動を通して,8という一つの数を多面的にみることができるようにし,数についての感覚を豊かにする。
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計算の意味や仕方を表す活動
1年(1)イ
計算の意味や計算の仕方を,具体物を用いたり,言葉,数,式,図を用いたりして表す活動
1年A(2)加法,減法
p.60より
この活動は,具体的な場面に基づいて計算の意味を理解し,児童が自らこれまでに学習してきた計算の仕方などを活用して新しい計算の仕方を考え,表現することをねらいとする。
例えば,「太郎さんはどんぐりを8個拾ってきました。花子さんはどんぐりを7個拾ってきました。合わせて何個でしょう。」のような問題を通して,計算の意味や繰り上がりのある加法の計算の仕方について考える。
この問題の意味から,同時に存在する二つの数量を合わせた大きさを求める場合になると判断し,8+7というように加法の式に表すことができる。また,この場合の計算の意味に基づいて,次のような計算の仕方などを考えることができる。
【1】花子さんの拾った7個のどんぐりを分けて考える場合

7を2と5に分ける。8に2をたして10。この10と5で15になる。
【2】太郎さんの拾った8個のどんぐりを分けて考える場合

8を5と3に分ける。3と7をたして10。この10と5で15になる。
このように,加数の7を分けて(8+2)+5と考えたり,被加数の8を分けて5+(3+7)と考えたりして,いずれの場合にも10をつくっていることに着目させていくことで,児童が自ら「10とあと幾つ」と考える繰り上がりのある加法の計算の仕方をつくりだすことができる。
量の大きさを比べる活動
1年(1)ウ
身の回りにあるものの長さ,面積,体積を直接比べたり,他のものを用いて比べたりする活動
1年B(1)量と測定についての理解の基礎
p.63より
この活動は,面積,体積の単位と測定の考えを,日常生活の中で活用できるようにすることをねらいとしている。
ここでは,実際に,学校や家庭にあるものの長さや面積,体積を比べたりといった活動を行う。例えば,レジャーシートの面積を比べる場合,2枚のレジャーシートを直接重ねて比べたりする(直接比較)。水筒に入る水の体積を比べる場合,それぞれの水筒いっぱいに入れた水を,水槽に移して比べたりする(間接比較)。また,机の縦の長さと横の長さを比べる場合,それぞれが同じ大きさの消しゴム幾つ分あるかで表したりする(任意単位による測定)。
このように,様々な場面で,比較や測定を行うことを通して,長さが長いとは,面積が広いとは,体積が大きいとはといったそれぞれの量の意味やその測定の仕方についての理解をより確かなものとしたり,量の大きさについての感覚を豊かにしたりする。
形を見付けたり,作ったりする活動
1年(1)エ
身の回りから,いろいろな形を見付けたり,具体物を用いて形を作ったり分解したりする活動
1年C(1)図形についての理解の基礎
p.65より
この活動は,ものの形への興味や関心を高めたり,これからの図形学習のための素地的な体験を重ねたりすることをねらいとしている。
身の回りにある具体物,例えば,箱や茶筒や積み木の面を観察し,箱から「しかく」,茶筒から「まる」,積み木から「さんかく」の形を見付ける活動を行う。また,それらの形を写し取り,それを切り抜いて形を作ることができる。
作った形や色板を並べることで,図のようなロケットや家の形などを作る活動を行うことができる。
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棒などを使って並べることで,四角形や三角形などを作ることができる。
折り紙を半分に切って,「さんかく」を作ることができる。また,「さんかく」を二つ組み合わせることで,「しかく」を作ることができる。
このような活動は,図形についての基礎となる経験を豊かにするとともに,図形について親しみをもたせたり,生活と関連させたりして,図形についての感覚を豊かにしていくものである。また,机の上で色板を並べて形を作る中で,色板をずらしたり,回したり,裏返したりするなどの活動を取り入れることも考えられる。
場面を式に表す活動
1年(1)オ
数量についての具体的な場面を式に表したり,式を具体的な場面に結び付けたりする活動
1年D(1)加法,減法の式
p.67より
この活動は,加法及び減法が用いられる具体的な場面を式に表したり,式を具体的な場面に結び付けたりする活動を通して,加法及び減法の式を読み取ったり,活用したりできるようにすることをねらいとしている。
加法及び減法の式を,教室や学校の中での具体物や実生活での具体的な場面に結び付ける活動を進めるために,それらの式で表される場面を探して言葉や絵や図を用いて表したり,実生活で探した数量について式に表したり,また,問題づくりをしたりすることを指導する。
例えば,あさがおのたねにかかわって,昨日とれた数と今日とれた数を合わせた数を求めることを,加法の式で表すことができる。また,8-3=5の式から,「砂場で8人の子どもが遊んでいます。3人の子どもが帰りました。子どもは5人になりました。」というようなお話をつくることができる。さらに,6-3+7の式からは,「りすが6ぴきいます。3びき帰りました。そこへ7ひき遊びに来ました。りすは全部で何びきになりましたか。」などの問題をつくり,絵を用いて表すこともできる。
このような指導により,式についての理解を深め,式と具体的な場面とを結び付ける活動を高めていくことは,以降の学年における四則計算についても同様である。