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「マット遊び・マット運動」ちょっとした工夫
~タイミングを知らせる教師の声かけ~
川崎市小学校教諭

- 「できる」ようになることは子どもにとって大きな喜びです。「できる」ようになるために,特に「タイミングをつかむこと」が大切な「マット遊び・マット運動」の例を紹介します。

- マット

- マット運動・マット遊び
- ゆりかご
- 順次接触と回転加速の技術を身につけるうえで,全学年を通じて行うとよい運動です。

- 初級
- ひざを抱えて座った状態から,後ろへ転がります。 声かけ「いーち」の,「いーっ」で後ろに転がる合図。背中で止まった瞬間に「ち!」と声をかけると,起き上がるタイミングがつかみやすくなります。
- 中級
- 「後転」の要領で,両手を上向きにして親指を耳の後ろにつけ,後ろに転がります。
声のかけ方は同じ「いーち」で。ゆっくりめに「いーーち!」と言うと大きなゆりかごになり,耳の後ろの手も自然に床につくようなってきます(手先が肩のほうに向いているかはチェックが必要)。「ち!」という声を強くすばやく言うことによって,子どもの動きも速くなり,起き上がりやすくなります。
- ※この練習を発展させ,「後転」の練習では,回転に合わせた腕の押し上げができるよう,首の下あたりがマットについているとき,「はい!」と声をかけるとタイミングがとりやすくなります。
- 「後転」の要領で,両手を上向きにして親指を耳の後ろにつけ,後ろに転がります。
声のかけ方は同じ「いーち」で。ゆっくりめに「いーーち!」と言うと大きなゆりかごになり,耳の後ろの手も自然に床につくようなってきます(手先が肩のほうに向いているかはチェックが必要)。「ち!」という声を強くすばやく言うことによって,子どもの動きも速くなり,起き上がりやすくなります。
- 開脚前転
- 前転の発展技ですが,大きく正確に運動するためのポイントがあります。

- 「開脚前転」技の後半,足を開く瞬間に「パッ」と切れよく大きく声をかけます。子どもは,足がマットにつく直前(床から45°を過ぎてから)につま先に力を入れて,パッと足を開くタイミングを覚えます。(首倒立やゆりかごの動作から開脚することにより,後半部に焦点をあてた練習をすることも効果的です。)
- 側方倒立回転
- 挑戦したいと思う子どもたちが多い運動です。横転がりから,ある程度腰を伸ばした回転ができるようになってきた子どもは次の段階へと進みます。そのような子どもへの声かけ例です。

- 「側方倒立回転:進んだ段階の練習」子どもの動きに合わせて「手!」「手!」「足!」「足!」と声をかけます。順序よく手足をつくタイミングを知らせることにより技が大きくなります。さらに「ロンダート」へと進む場合,1,2歩の助走が入ります。うまくタイミングのとれない子どもには「たん・た・たん」とリズムをとらせ,同時に腕を下から上へ振る動きを練習させると,スムーズに技に入れるようになります。
- 以上のような運動の場合,教師が適切な「タイミング」を声に出して知らせることが効果的です。
- 子どもの実態によって,お互いに見合い,「タイミング」を教え合う学習を行うことができます。
