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私の専属コーチ『体育の学習』

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埼玉県小学校教諭

めあて
副読本『体育の学習』児童書の器械運動(鉄棒運動・マット運動・とび箱運動)における,イラストの「吹き出し」,連続写真の「技のポイント」を有効に使っての,技能向上と課題解決学習を図る。
用意するもの
体育の学習
実践する場面
1 単元の導入時に!
2 技の洗練や新しい技の練習時に!

器械運動は技が「できる・できない」の個人差が大きく,子どもたちの中には積極的に取り組まない子どもも見受けられる。しかし,『体育の学習』を特に2つの場面で効果的に使うことによって,子どもたちの器械運動への取り組みが変わってきた。

  • 単元の導入時に!
    • 『体育の学習』の器械運動のページは,最初の見開きページに「全体の活動場面」がイラストで紹介されていて,このページを子どもたちが見ると一気に器械運動に対する興味・関心が高まる。
    • この見開きページは,場の設置の仕方や,見合い活動などの参考にもなるが,イラストの吹き出しに注目させ,試技をする前は吹き出しのように「これからなにをするのか」を必ず声に出して行うこと,見ている人も相手に聞こえるように「技のポイント」や「できばえ」を伝えることを指導する(見ている人の「声がけ」は次項でもふれる)。
  • 技の洗練(ねらい1)や,新しい技(ねらい2)の練習時に!
    • 技を練習しているとき,『体育の学習』の連続写真と技能のポイントはたいへん参考になるが,実際の試技になると「きれいにできたよ」「もう少しだったね」といった声がけが多くなってくる。
    • そこで,まず見ている人に本を持たせ,その技のポイントが書かれている動きにさしかかったら,大きな声で,書かれているポイント(例:鉄棒運動のさか上がりで「腰を鉄棒に早く引きつける」など)を読ませるようにした。
    • 最初のうちは,動きと読み上げのタイミングを計って読むことで精一杯であったが,慣れるにしたがって,ポイントの意味も理解し,声がけのタイミングも合うようになって,本を見なくてもできるようになり,なかには自分の言葉に置き換えて声がけできる子も出てきた。
    • 『体育の学習』に記されている技のポイントは,確かに簡潔に,わかりやすい言葉で書かれてはいる。しかし,だからこそ,すぐ頭に入るが,すぐ頭から出て行ってしまう。この「ポイント読み上げ法」によって,子どもたちは自分なりに解釈しようとし,違う言葉に言い換えたり,さらに補完するポイントを考え出したりしようとしている,積極的な姿が見られた。

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