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健康診断の機会を利用したミニ保健指導
東京都小学校養護教諭

- 自分の心と体を大切にできる子どもを育てるために,低学年ではまず体の各部位の名前を知ることによって自分の体を意識させる。2年生では,だいたいの部位の名前は知っているので,文字合わせを取り入れ,楽しく体の名前を確認できるようにする。

- 文字合わせパネルシアター

- 身体測定の前(10分程度)
健康診断の導入
- 先生
- 「今日は身体測定をします。どのくらい大きくなったか楽しみですね。ところで,私たちの体にはどこも全部名前がついていることを知っていますか? 例えばここは?」(鼻を触る)
- 児童
- 「はなー!」
文字合わせパネルシアターを使って
- 最初は2文字など簡単な部位の名称から行い,だんだん文字数を増やしていく(文字数の多い部位にしていく)。
- 体の名前とあわせて,その部位の特徴や役割にも簡単に触れるとよい。
- ちょっと難しい名前や,耳慣れない部位も登場させると,興味・関心が高まる。
へそ・あご・すね・まぶた・みみたぶ・くるぶし・ふくらはぎ・つちふまず など。

- 先生
- 「それでは,この文字を使ってどんな名前ができるか考えてみてください。最初は簡単。2文字だよ」
(「そ」と「へ」を出す) - 児童
- 「へそー!」
- 先生
- 「そのとおり! おへそはどこにある? 何に使ってるの?」
- 児童
- 「別に使ってない!」「むかし,お母さんのお腹の中にいたとき栄養をもらってた」
- 先生
- 「そうだよねー,では,これは? ぶ・た・み・み」
- 児童
- 「ぶたみみ?」「みみたぶー!」
「そのとおり。みみたぶは,体の中でもいちばん体温が低いところだよ」
まとめ
- 体にはどこもすべて名前がついていることを確認し,けがをしたときや具合が悪いときにはどこがどうしたのか,きちんと話せるようにする。
- 体はどこも大切であり,自分の体も友達の体も大切にするという意識をもたせる。
- 先生
- 「こうして全部名前がついているのは,体がどこも大切なところだからだよ。自分の体もお友達の体も,大切にしようね」
パネルシアターは,毛足の長いネルの布を巻いたボードに,ざらざらしたPペーパー(不織布)を貼りつけて使う教材である。保存性がよく,温かみがある。パネルシアターではなく,画用紙等にマグネットをつけて,黒板を使ってもよい。
