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社会科資料集をきっかけにして「キャリア教育」にチャレンジしよう!

  • 社会
  • 5年生

東京都小学校教諭

めあて
その仕事の苦労や工夫,やりがいやその人の生きがいなどを予想することを通して,職業に対する意識を高め,働くことの大切さを考える。
用意するもの
社会科資料集5年」(光文書院)
実践する場面
社会科の調べ学習の時間
  • 産業の学習で,その仕事の工夫や努力を調べる際に,きっかけとして「達人に聞く!!」を活用する。

    達人の言葉からどんな工夫や努力が伺えるかを考えさせます。
    実際に取材できる人物がいれば,達人の台詞を具体的に確かめるような質問を考えます。取材できる人がいなければ,予想したり考えたりします。
    その際に根拠(理由)を資料などを使って説明できることが大切です。

    <取材できる人物がいる場合>

    「~工夫しています。」→
    「詳しくはどのようにしているのですか?」
    「その工夫が生まれたきっかけ,背景はどんなことですか?」
    「~するようにしています。」→
    「一番苦労する点は何ですか?」

    <取材できる人物がいない場合>

    • 例:米屋「米の生産地を表示したり,お客さんの感想を農家に伝えたりしています。」
      →「お客さんと農家の両方に喜ばれることが,やりがいに繋がっているのだと思う。」
  • 働く人の「やりがい」や「生きがい」を予想する。

    工夫・努力で終わりがちな学習に「キャリア教育」としての視点を盛り込んで,その人にとっての「やりがい」や仕事上の「生きがい」などを予想させるようにします。
    取材相手がいれば,直接聞いてもよいのですが,照れなどから本音が出てこないことも予想されます。みんなで予想して,考える活動が大切です。

  • 自由研究や総合的な学習の時間などにつなげる。身の回りのいろいろな職業について,工夫や努力,やりがいや生きがいなどを調べたり,予想したりしてまとめる。

    社会科だけで進めるには無理がありますので,他の学習へつなげるようにしましょう。
    例えば,保護者に仕事のやりがいについて聞いたり,地域のお店などで取材したりすることはとても大切なキャリア教育となります。

  • 勤労感謝の日の前後や,保護者参観日などに発表会を設ける。

    キャリア教育は,家庭でも考えていくべき重要な課題です。保護者に向けて,子どもたちが学んだことを発表する機会をぜひもちましょう。そして,家庭でも学校の続きを話し合ってもらうようにしましょう。

キャリア教育はあらゆる教科学習で進めるものであり,社会科の学習も重要な役割を担っています。社会科資料集の「達人に聞く!!」コーナーを参考に,働くことの大切さを考えさせましょう。

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