
国語や算数がどんなにできても,それだけで子どもたちが輝いているとは限りません。一人ひとりの子どもたちが輝くためには,本当にやりたいことを見つけ,「わくわく」と夢中になって取り組むような体験が必要です。PISA型読解力・活用力といったキーワードが盛んに叫ばれるようになったものの,「学力」といえば,まだまだ「受験競争力」のことだと捉えられています。しかし,本当の学ぶ力とは,「本当にやりたいことを見つけ,それを実現していく力」だと考えています。私たちは,子どもたちが「わくわく」するような教材を作ることで,子どもたちの「本当にやりたいこと=夢」を応援していきます。
私たちの強みは,小学校で使われる教材のほとんどを提供している点,たった1人の転校生のために1冊のドリルを用意できる点,全国のすべての学校に供給する体制を整えている点にあります。公立小学校という事業領域に広く厚くしっかりと根ざしている点こそが,私たちの強みなのです。今後は,この強みを活かしながら,さらなる成長を模索するとともに,「夢」や「わくわく」を子どもたち一人ひとりに届けていきたいと思います。図書教材という成熟した市場の中で求められるのは,新しい価値を生み出す創造力です。社員一人ひとりが「夢」を持って働き,新しい価値を創造し続けていくことが,少子化時代における持続的な成長のカギとなると考えています。
「学ぶことが好きになる。」というメッセージは,子どもたちだけではなく,社員に対するメッセージでもあるのです。「学ぶこと」の可能性,つまりは教育の可能性に「わくわく感」を抱き,前に進める人。新しいアイデアにチャレンジするために,自ら「学ぶこと」ができる人。そういう自分自身の価値を高めていこうとする人を私たちは求めています。光文書院は,80年間学校教育を支えてきた会社です。学校や教材が好きな人ほど,「わくわく感」と「働きがい」を見い出せるはずです。事業そのものが極めて高い公共性を有するため,企業としての社会的な意義と責任を感じながら働くことができると思っています。
親や周囲の大人たちに大きな影響を受けながら育つ子どもたち。彼らが輝くために,まずは私たち大人が「本当にやりたいこと=夢」に向かって,人生を「わくわく」と楽しまねばなりません。「わくわく」と生きる大人たちの輝く姿を見て,子どもたちは初めて輝くのです。そして,私たち大人は,その輝く子どもたちの姿に感動し,その子どもたちの「夢」をなんとか叶えさせてあげたいと願い,自身の輝きをより一層増すことができるのです。子どもたちには教材を通して,大人である社員には仕事を通して,それぞれの「夢」をそれぞれの方法で叶えられるよう,精一杯サポートしていきたいと思っています。会社とは「社員の想いをかたちにするところ」だと考えています。
